そんな中で当園は、果樹・畑作・水田の３種をそれぞれ中規模レベルで耕作する、たぶん北海道でも少数派の観光農園です。

なぜ珍しいかというと、北海道では水田と畑作の大規模農家が多く、果樹は気候に恵まれた一部の地域でしか作れませんし、果樹は機械化しにくい農業ですので人手が多く必要です。

ゆえに果樹産地では必然的に果樹単作（ブドウ・リンゴなどと果樹でも複数品目作りのは良くありますが）になる事が多いです。

作業効率の点で栽培品目を絞った方が良いのは解っているのですが、トウキビを美味しいと行ってくれるお客様、うちの米でないと食わないと言って下さるお客様、また果樹にもお客様が付いてらっしゃいます。

一人でも旨いと言って下さるお客様が居る限り、頑張って作っていこうと思います。

体に無理はかかりますが、旨いものが色々喰えるのは、愉しみです。

北海道特有の、病害虫が少ない（冬が長くて厳しいため）という条件をフルに活用し、お客様の理解を助けに、極力農薬をひかえ（無農薬栽培のものもあります）多少見かけは悪くても安心して食べられる農産物を生産しています。